読書感想 「パプリカ」/筒井康隆

何を思ったか昔書いた小説の感想日記が下書き保存されていたので供養がてらに公開してみます。



今敏監督のアニメ映画「パプリカ」を見て、原作が気になってこの本を読みました。
先に映画を見ていると、映画と違っているところを探したり比較したりするのが楽しいですね。
筒井氏の本は初めて読んだのですが、その独特の文章に、最初はとまどいました。なんてヘンテコな文章なんだろうなーと。

時田浩作が理事室に入ってきた。彼の体重は百キロ以上あった。理事室の中が暑苦しくなった。
冒頭のこの一文で、なんだか違和感を感じたのですが、読んでいるうちに引き込まれていって、気づけば違和感が消えてなくなりました。ただ、夢の中で場面が次々に変わったりセリフが意味不明になったりするのに一瞬ついていけなくなったり。「えっ!?あっ、別のシーンか…」…単に私がバカなだけかな?(笑)

細かなシーン描写にまるで映像を見ているかのような気持ちにさせられて、でも、この先どうなるのか想像つかず、ワクワクしてページをめくりました。
夢に入り込んで精神病を治療、とか、夢と現実がごっちゃになる、とか、常人にはなかなか作れない世界観、大好きです。

この本で筒井康隆を知って、はまっていくつか小説を読みましたがどれも面白い!
あえて言いたいことがあるとすれば、女性キャラに男の願望を詰め過ぎ、ですね。

パプリカはまさに男の願望の女性像そのもの。あんな女いないです。と、女性である私からは一言ツッコみたくなりました。

でも現実にいないからこそ楽しい小説ですね。
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プロフィール

ソウ

Author:ソウ
すみか:海の近く
職業:大学院生
好きなもの:アニメ、攻殻機動隊、小説、音楽。どれも癖のあるものが好き。現在某死神漫画の主人公ペアにお熱。

ブログを作り直しました。
よろしくお願いします。

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